1月20日の日本農業新聞で、地元産木材で作った巣箱をリンゴ農園に設置し、ふくろうを呼び込み、ねずみを駆除しようという、長野県の高山村の取組が紹介されていました。巣箱を32個設置、材料費の3/4の13万2000円を鳥獣害対策の実験事業として村が助成したそうです。

昨日東川町で開催された、バードハウス講演会&ワークショップに参加してきました。第一回のバードハウスデザインコンテストの表彰式もありました。東川町はバードハウスを設置する活動を進めており、定期的にバードハウス作りの講習会が開かれているそうです。

今回の講演の講師は竹田津実さん。獣医師で野生動物の保護に長年取組み、子ぎつねヘレンの物語を書かれた方です。竹田津さんは子供達が作ったバードハウスを森に設置し、巣箱がどのように使われているかの追跡調査を行う活動を行っており、そのお話を伺いました。初めて聞くような目からウロコのお話ばかりで、バードハウスの世界の奥深さを感じました。
たとえば、バードハウスの半分近くは鳥ではない動物が使っているので、バードハウスという呼び名を変えた方がいいのかもしれない、と。穴の大きさで使える鳥の種類を決められるが、実際は動物はかじって穴を大きくして使ってしまう、など。(聞き取ったメモなので、ところどころ私の解釈が間違っていたら、すいません)

また、鳥が好きなバードハウスは?というと、
・デザイナー作の完璧ハウスより、子供が適当に作って隙間だらけのハウスの方が好き。
・ハウスの入り口を枝などで隠した方が人間はかっこ良いと思うが、鳥は入り口前に何も無い、展望が開けたハウスが好き。
・ハウスの入り口に止まり木が無い方が好き。止まり木があると蛇の足場になるから。などなど。
鳥の気持ちになってバードハウスを考えるのは、とても楽しいですね。

私の林業支援の立場から考えると、巣箱に釘は使って欲しくないです。やがて巣箱が朽ちて自然に帰った時、地面に落ちた釘を木が巻き込んでしまうと、チェーンソーや製材機械の刃を痛めてしまうので。
深川市で巣箱の導入を考えるなら、冒頭の農業との組み合わせの形も面白いかなと思います。