地域おこし協力隊で、林業関係の仕事をしています、あらいです。
「地域材を活用した木工特産品の開発」などをしています。
深川に来て半年が過ぎ、私が作っている木工品の販売もようやく視野に入ってきまして、この機会に宣伝も兼ねてブログを始めることにしました。
ネタは小出しに、ぼちぼち更新しますので、よろしくお願いいたします。

林業の勉強会で、山に行ってきました。
良い意味での違和感を覚え、心ひかれたカラマツの写真をのせます。
未だ経験の少ない私には、こんなに高いカラマツを見るのは初めてのような気もします。とても立派です。

カラマツは、冬になると葉を落とす、変わった針葉樹です。
針葉樹らしく一本真っ直ぐに上へ伸びているのに、見上げれば葉は一切無く、骨格を空にむきだしにした姿は、潔い美しさがあります。
本州から来た私の馴染みであるスギ・ヒノキは、冬でも葉を落とさないので、こんな光景にはならない。
それで、違和感とでもいうのか、不思議な感覚にときめいたのでしょう。

風の強い日でした。
風に吹かれたカラマツは、強い力で激しく揺さぶられています。
しかし、カラマツは倒れずに、実は強敵をしなやかに受け流して、何十年もそうして生きてきたんだと思うと、やっぱり木はすごい。