今月、道より「木育マイスター」に認定されました。木育マイスターは、北海道が認定する、木育を普及させる専門家です。木育イベントの企画・運営や、自身がプログラムの講師をする他、講師のコーディネートも行います。イベントや長期的木育プログラムのプロデューサーやディレクター的な活動まで担う感じです。

道は「北海道森林づくり基本計画」において、「木育の推進」を柱の一つとしており、「木育マイスターと連携した木育活動」を実施するとしています。木育マイスターは、木製遊具などの貸出など、道庁からのサポートを受けられますので、「何か木育イベントできる?」という際は、ぜひ、お声がけください。私が実施できる木育イベント・プログラムについては、別の機会に、まとめてご紹介したいと思っています。「箸づくり道場」は、イベント出店やグループ単位の出張体験など、市外でも承っています。よろしくお願いいたします!

ところで「木育」とは何でしょうか?結構知られていませんよね。「木を育てる」と書くので、植樹や育樹と思われがちですが、それも木育、でも、他にもたくさんあります。森林散策、林業体験、木製遊具で遊ぶ、木工体験、棒と組み合わせたロープワーク、森の香り体験、森林ヨガ、今の林業を統計データで学ぶこと、などなど、木に関わる活動は、みーんな木育、と私は思っています。「木育」の定義は人それぞれで、それで良いと思います。

ちなみに、木育を推進する、道庁水産林務部森林活用課のホームページから抜粋しますと、
~木育とは、子どもをはじめとするすべての人が『木とふれあい、木に学び、木と生きる』取組です。~
ここでポイントが、子供だけが対象ではなく、大人も含めて、全ての世代が対象という事です。

私なりの言葉で木育を表現しますと、『木を知り(森林観察や林業体験など)、木を使う(木工体験など)ことで、木を親しむ心を育む活動』かと。
木育マイスターになったことで、さらに木育活動を積極的にすすめ、北海道の森林資源の有効活用に少しづつでも繋げていけたらと思います。

参考リンク:道庁の「木育」のページ