「ふかがわ箸づくり道場」は4月22日開催分からパワーアップします。
その進化1つ目!ヒノキのみだった箸材に「道南杉」を追加します。
道南杉はその名の通り道南地方に育つ、日本最北の杉。
ちなみに、北海道にヒノキはありません。
木の周辺部分は白色、心部分は赤褐色をしています。
赤褐色の道南杉から箸を作ってヒノキの箸と並べれば、写真のように紅白のお箸セットの完成です。

私が作ってみた感じでは、道南杉はヒノキよりも柔らかく軽いです。
思っていたより華奢な材なので、少し加工が難しいかも。
全く箸づくりが初めての方より、ヒノキの箸を一度作った方にお勧めです。
道南スギを加工した後だと、特にヒノキとの加工の違いが良く分かります。

カンナを使う箸づくりは、削っていく際に立ち上がる、材木の香りも楽しみの1つです。
ヒノキの削りくずはお持ち帰り頂き、簡易ヒノキ風呂にする(袋にいれてお風呂に浮かべる)ことなどを提案していますが、道南スギにも、ヒノキとはまた異なる独特の香りがあります。
ヒノキはやる気をだす「覚醒」、杉は心安らぐ「沈静」効果があるとネットで見ましたが、どういった化学成分でそんな事になるのか、興味があるので、後で調べておきます。
赤いカンナの道南スギのカンナくずをフラワーアレンジメントに利用する方もいらっしゃいますよ。
道南杉に興味を持たれた方は、下にリンクをはった「道南スギ産地形成推進協議会」のHPが参考になると思います。

次回は、ご要望の多かった、進化2「〇〇〇づくり」をオプション化!をご紹介します。

参考リンク:道南スギ産地形成推進協議会のHP